管理不全マンション「ゼロ」を目指して…

不動産業界に20年以上携わってきた中で、不動産売買や賃貸等とはまた違う分野として、分譲マンション等の管理組合員で構成された「マンション管理組合」という組織において、様々な揉め事(滞納問題・騒音問題・駐車場問題・ペット問題など)や組合役員(理事長・理事・監事等)の成り手不足などの深刻な問題が内在している現状を知りました。
現在は「(一社)長野県マンション管理士会(非営利法人)」での活動において、定期開催している無料相談会やセミナーを通じて管理組合員様からのご相談をお受けしたり、実際に外部管理者や外部理事長、管理組合顧問として就任しながら、管理組合の抱える問題の実情を目の当たりにしております。
ただ、多くの管理組合員の方からのご相談内容をお聞きしたり、実際に管理組合の運営状況を見ていると、非常に深刻なケースが多く、無料相談会や管理セミナー等に参加頂くだけでは「単なる相談」レベルで終わってしまい、管理組合の抱える根深い問題に対し、根本的な解決には何一つ繋がらないことが分かりました。
そこで、管理組合の強い味方と成り得るマンション管理の専門家である「マンション管理士」として、これまでの経験を活かした支援体制を確立したいとの強い想いから、満を持して、このたび起業を決意したという経緯があります。
「マンション管理士」の重要な役割とは?


「管理組合」は、問題の全貌が見えにくい閉鎖的な組織であることから、これまで行政機関が管理組合に対して助言・指導・勧告等を行うことも難しい状況でした。
その後、2022年4月に「管理計画認定制度」というマンション管理が適正に行われているかどうかを認定する仕組みが整ったことで、管理組合による管理が一定基準以上であることが認められた場合、行政機関お墨付きの「認定マンション」として公表されることになります。
一定の基準をクリアした「認定マンション」が全国各地で続々と誕生している一方で、修繕積立金不足から修繕放置等による漏水問題や役員の成り手不足の深刻化等によって管理組合運営が機能不全となり、「管理不全」に陥って取り残されてしまった高経年マンション群が徐々に浮き彫りとなり始めています。
ただ、こうした管理不全マンションにおいては、資金的な事情等もあって管理会社に委託することが難しいことから、必要最低限の修繕工事等を行うこともままならず、近い将来「ゴーストマンション化」してしまう危険性を常に孕んでいます。
そこで、管理不全マンションでの諸問題を解決する重要な役割を担って誕生したのがマンション管理の専門家である「マンション管理士」という国家資格者ではないかと思っております。
当社としても、「マンション管理のかかりつけ医」としてその役割を遺憾なく発揮したいとの想いから、管理不全マンションを「ゼロ」にすべく、自らの使命感と誇りをもって、貢献してまいりたいと思っております。

管理組合様向けの支援プランを多数ご用意しております。
管理組合運営に関する支援業務全般として、
*理事会・管理組合顧問業務
*理事会運営支援業務
*理事会・監事業務
*理事長・管理者代行業務(外部管理者方式)
*管理規約・使用細則等改定業務
*管理組合の適正化診断業務
*長期修繕計画書作成見直し業務
*認定マンション取得対策プラン
*各種スポット支援業務
・・・などのプランがあります。
詳細につきましては、お電話またはフォームにて、
当社までお気軽にお問合せ・ご相談ください!